作品コメント
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- 柚歩
色んな恋の形。
本編で少しだけ出て来た京子と奏くんの関係。
二人の間にこんな過去があったのか、と思いながら読みました。
奏くんに出会って恋をして、彼女がいても一番傍で見守っていた京子の存在は、奏くんにとってかけがえのないものだった。
だから、一生親友でいたいって思えるんですよね。
何度も失恋を繰り返して、だけどそのたび強くなる京子を見ながら、そうなるにはどれだけ辛く苦しい想いをしたんだろうかと、私まで胸が締め付けられる思いがしました。
だけど、いつまでも嫉妬に駆られるだけじゃない。
ユリに出逢った奏くんが、日々素敵でかっこいい男の子に成長していく姿を間近で見て、ユリを好きな奏くんに惚れ直す。
それって凄いことだなって思います。
奏くんを変えたショーゴさんとの出会い。
ショーゴさんとアユミさんの過去。
何よりも奏くん目線でのユリへの想いも読むことが出来て、凄く嬉しかったです。
辛いだけじゃない一生の片想い。
だけど京子の気持ちが奏くんと出会って満たされるように変わっていって、本当によかったです。
素敵な作品を、本当にありがとうございました♪ - 椎
D r y
NAOさんらしいリアルな青春の恋愛。一途に想う気持ち、恋のきっかけ、恋を知ると言う事。それがこの作品にも良く書かれていた。
だがこの作品は、その"らしい"真っ直ぐで純粋な気持ちと言うより、淡々とした口調で語られる静かに溢れ出る感情の方が強く感じられた。それは良い意味で何処か屈折している京子を表している様で、とても感情移入しやすかった。
そしてこういった嫉妬が含まれる物語は心に靄がかかった感覚になるのだが、それを一切感じさせない爽やかで、でもドライな感情を忘れさせない簡潔に書かれている文章も読みやすく、非常に良かった。
他のNAOさんの作品とはまた違った新たな魅力があり、更にSeasonの物語を好きになれた。
この物語の世界観、凄く好きです。
素敵な作品、有難うございました。 - やなぎみお
人を想う形
大好きな奏君にきちんと想いを告げるタイミングを失ったまま、自分の気持ちを犠牲にしてまでも彼を想う京子ちゃんが、とても切なく
苦しかったです
いつか、京子ちゃんのもとに奏君を超える素敵な人が現れる事を願ってしまいました。
素敵な恋をして欲しい
心からそう思う作品でした。 - 藤林 來未花
いろんな形
このお話を読んで
いろんな形の恋があるもんだなぁ…と痛感しました。
奏のユリを想う恋もまた切なくも前向きなお話でしたが
京子の奏を想う恋もまた切なく一途で
でも、それも一見
京子の奏に取る最初の行動も
見る人からすれば
間違いなのかも知れないが
愛するがゆえの行動…
女の子の心の全てを垣間見えるような
深いお話です。 - SHI~NA
愛の形は人それぞれ
奏くんの裏話が一人の純粋な女の子視点で描かれているスピンオフ作品。
本編を読まれていなくても一つの作品としてすごく楽しめるのではないかと思われる完成度。
片想いをした時にだれしもがぶつかる壁、今の関係が壊れてしまうのではないかという恐怖、一歩踏み出す勇気……
とても丁寧に描かれているからこそ、とても共感しながら読めました!
辛い片想いをしている女の子にぜひ読んで欲しい作品です! - きたみ まゆ
強さと弱さ
京子ちゃんの強さに感動し、弱さに共感しながら読みました。
京子ちゃん、こんなに長い間辛い思いをしてきたのに、泣いていないんですよね。
辛い境遇に浸って涙して、可哀想な自分に酔って好きな人を諦める。
なんてことはせず、いつだって奏くんの隣にいることを諦めない京子ちゃん。
その一方、友達でいられなくなるのを恐れて、気持ちを伝えられない弱い一面がとてもリアルでした。
心の中では「奏」と読んでいるのに口では「高橋」と名字でしか呼べない不器用さが甘酸っぱいです。
この先、京子ちゃんが勇気を出して奏くんに告白する日が来ることを祈っています。
とても素敵な小説でした。 - みさき
一途な想い
本編でも魅力満載の奏君を一途に
想い続けた京子ちゃんに切なくも
共感させて頂きました。
あえて特別な存在にならずに一生
傍にいられる親友というポジショ
ンを選んだ京子。
でも奏君に本当に好きな人が出来
たときに初めて気付く素直な気持
ちに胸が締め付けられました。
現実世界でもこういう経験をされた
人は多いのではないでしょうか?
いつかもう一度、奏君が本気の恋を
する相手が京子ちゃんであるといい
そんな風に思えるラストでした。 - みふう
一方通行の想い
どれだけ想っても届かない。
見た目とは違う純粋な想い。
ページをめくるたびに胸が張り裂けそうで、
すごく切なくなりました。
「捨て身の恋」ってセリフ。
ココロにグッと来ました。
それほど好きっすごいなって思ったけど、
体でしか繋がれないのは、
自分自身に対する裏切りのような気がして、
残酷だなって思いました。
でも月日を重ね大人になっていく二人は、
読んでいて清清しい気持ちになりました。
奏くんからの「ありがとう」の言葉。
もしかしたら、想いに気付いているのでは?っと感じました。
いつか二人は結ばれる。
そう願いたくなるラストでした。 - ゆきんこ
共感しまくり
とにかく切ない!
でも本気の恋を見つけた奏を健気に見守る京子ちゃんの一途さに胸が温かくもなりました。
相手に彼女ができて諦めようって思っても、別れてほしいと思うだけで結局は好きなんですよね。
私も、3年間同じ人にずっと片思いでした。
京子ちゃんの7年間には負けますが(笑)
二人で遊んでる時の特別な気分に共感でした。今この瞬間だけ特別な存在になれたような気持ちになれるんですよね。
私が彼に「彼女できたらもう二人で遊べないね」なんて言うと「一番なんでも話せるからずっと友達でいてよ」なんて言われて胸がギュッと締め付けられたような感覚がしたのを思い出しました。
話ズレてすいません笑
とにかく、長い間一人の人を想い続ける女の子の感情がたくさん詰まった作品だと思います!!
素敵な作品です☆ - 優歌
共感!
京子ちゃんにすごく共感できました!
あたしもどちらかというと、何もできず終わった恋が多かったので…。
京子ちゃんを見ていると、本気で人を愛したいって思えました。
本編はまだ読んでいないんですが、時間があるときに読ませていただきますねっ! - 伊東ミヤコ
気づいてほしい!!!
友達として、7年間も奏くんの隣りにいた京子ちゃん。
彼女になることよりも、奏くんにとって特別な存在である「友達」を自ら選んだ京子ちゃんですが、自ら初体験の練習台を演じてしまう場面の切なさは、特に胸がしめつけられました!
しかし、それほどまでに魅力的な奏くんと出会ってしまったことは、京子ちゃんにとってはやっぱり運命だったのでしょうね。奏くんのような男の子がいたら、きっとわたしも抜け出せません!!
余韻の残るラストも、とっても素敵でした。二人は、いつかどこかできっと結ばれる、そんな気がします。