時は平安時代。結婚した姫君と若君。そんな折、従姉の女御の体調が悪いと聞いて…。
ようやく、幼なじみであった友成と結婚できた香子姫。あれから、二年。二十歳になった彼女は相変わらず、お転婆な所は直っていない。
後宮におられた藤壺女御は、無事に皇子を身ごもっておられた。だが、成長した東宮は友成の妹君と結婚していたのに、仲がうまくいっていなかった。それを何とかしようと、後宮に久方ぶりにやってきた彼女だったが…。 千の夜の続編です。
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