火事のせいで別邸暮らしを余儀なくされる義隆。そんな彼の元に意外な人物が訪れてきた。
「千の夜」の番外編です。

義隆はかのおてんばで有名な香子姫の弟である。

ある日、火事のせいで邸が焼けてしまい、別邸にて暮らしていた。

そんな彼のもとに友人の友成と兄の宗明がやってくる。

不思議に思った義隆は宗明から意外なことを聞かされる。

これは「千の夜」の番外編です。時期的には香子と友成が婚約して間がない頃になります。