作品コメント
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- みつ
事件の裏に・・・
まず最初に思ったのは、おば様のお子様を失った気持ちに心が痛くなりました。
沢山の大人が居たのに助けられなかった事実。
それが例え自分の所為だと責めても世の中には表立った事しか流れない。
それでも手紙をくれた警護の方の勇気と優しさにまた涙が出て。
世の中の情報が間違ってるとは言いません。
でも、その情報の後ろで悲しんでいる人や苦しんでいる人を思うと、案じずにはいられなくなると思った作品でした。 - 芙佳
ニュースにならない現実
世の中、ニュースにならない話題もある。
些細な事だと判断されて、ニュースにならないのだと思っていましたが、この小説を読んで
伝えるとまずいから伝えない(もしくは違う伝え方をする)事があるのだと知り、ショックでした。
平等とは何か。
前作に引き続き、重い問題を私達に投げかけてきます。投げかけて終わるようなラストに余韻が残ります。 - ゆず
無知であることの恐ろしさ
情報化社会などと言われている今。
情報があふれているようで
それが本当に真実であるかどうかは
各々で判断するしかありません。
また、開示されている情報だけが全てではないということ。
知らなかったじゃすまされない、無知であることの恐ろしさ。
まさに今の社会の問題点を切り取っているかのようだと思います。
マスコミが
公にしているものが真実ではない。
踊らされることのないように
自己責任において判断していかなくてはならないのかなと思いました。
問題提起によって考えることを促された作品でした。
このシリーズはとても興味深いです。