キミノ名ヲ。③ ~アオノクニ~ 【完】

作者梅谷 百

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会いたい、と何度も思った。


狂ってしまいそうなくらい、何度も。



赤の海に立っていても、


青い悲しみの底に沈んでいても、



何度も、


何度も、



繰り返し、願う。




もう一度私の名を呼んでくれることを、


もう一度、君の名を呼べることを。



寂しさに溺れながらも、ただ願う。




このアオノクニで。