この作品と出会ったのは15歳のころでした。
ちょうど、鎌倉時代〜室町時代を習っていた頃だったと思います。

頭の片隅にずっといた作品でもあります。

大和が言っていた、教科書の1行にこんなに出来事が詰まっているという言葉にハッとさせられたことを10年経った今でも覚えています。
千鶴子が言っていた、過去は今でも進んでるという言葉も印象的でした。

それから、日本史だけでなく世界史の見方も変わりました。

授業や教科書、テストでは何百、何千の人が関わった事件や出来事、何十年もの出来事がたったの数行で終わっていることに対して疑問を持ち、この人たちは何を思って、何を願って、戦っていたのだろうか、過ごしていたのだろうかと考えるようにもなりました。

この作品のおかげで日本史に興味を持ち、今では立派な歴史好きです。笑

実家から近かったのもあり、高校生の頃、鎌倉宮にも行ってきました。

読み返していたら、また行きたくなってきました。
実家に帰る時に行こうかな。笑

10年経っても何年経ってもいつでも読みたくなる作品に出会えて本当に幸せです。

また5年後にでも読みたいな。
いまさらですが、こんなに素敵な素敵な作品をありがとうございます!

また読ませて頂きますね。