愛花
自分が生まれる前に、こんな素晴らしい作品があったなんて……中学生となった今、一番尊敬し、最高傑作と思っている切なく、美しい物語です。梅谷さんにたくさんの人々を描いて貰えて、彼らも喜んでいると良いなと思います。
千鶴子ちゃんを愛し、生き様も死に様も美しく、誰より仲間を重んじた護良様。護良様を愛し、最後まで諦めずに誇りを胸に生きた姫君、千鶴子ちゃん。姉を愛し、呉羽さんと過去の世界で生きる事を決めた大和君。雛鶴姫を愛し、やり直す事を選んだ秀才、真白君。そして忠誠を誓ってくれた東湖さんや左虎君達。ずっと大好きです。
二年ほど前から、護良様が大好きになり、「護良様と雛鶴姫の小説とか漫画ってないのかなぁ」と思い、探した時に見つけたの後この小説でした。一日で全て読み切り、漫画も即購入して泣きながら読み直した記憶が今も残っています。私の作っている小説でもすっごくおすすめしています。梅谷さんの他の本にも興味が出てきたので、文庫版キミノ名ヲ。以外にも今度買ってみようかなと思っています。
一ファンである私が言うのも生意気ですが、護良様と雛鶴姫を見つけてくださり、この小説を書いてくださり、本当にありがとうございます。
今度、鎌倉宮にキミノ名ヲ。を持っていって参拝しようかと思います。そして、もし辛くなったら時々ここに戻ってきて、希望を得させていただきます。これからも護良様と雛鶴姫の歴史を語り継いでいきます。このメッセージが梅谷さんに届く事を祈ります。私が一人の作家として成長できたのも梅谷さんのおかげです。これからのお互いに頑張りましょう!