どんなに蔑もうと罵ろうとも
その願望は僕の奥の奥でくすぶっり続けていた。
その穢い(きたない)感情に、衝動にケリを付けたかった。
それなのに…
なんで…

僕は彼女を愛してる…


 


それは普通の感情なのかもしれない。


 


でも僕の場合は、そういう意味…


 


ではなかった。


 


だって彼女は…


 


生まれて意識した時からそうだった。


 


最初は慕っているだけだと自分をごまかすこともできた。


 


それでも僕にも年頃が訪れ…


 


それでも衝動を感じたのは…


 


目の前の彼女だけだった。


 


 


僕は彼女を守る、 ただそれだけのために


 


この世に送り込まれたあいつの代わり身(かわりみ)


 


僕はあいつの一部であり、あいつの感情を


 


この身に宿している…


 


それゆえにこんな衝動を抱え込むことになった。


 


その衝動の果てに 僕が見たものは…


 


 



イラスト  星影とと様


 


禁断 純愛 運命 衝動 理不尽


 


2014.4.23.本編 完結  りょう