16~17世紀
緑の森の国と、湖の国がありました。
湖の国の銀色の髪と、すみれ色の瞳を持った小さな王子は、捕虜となりやってきました。
約束をたがえた父王の咎を一身に受けた歌の上手な王子の運命は流転し、ついに男性去勢歌手(カストラート)になるのです。
哀れな王の金糸雀は鳥籠に囚われて、悲しく儚く歌うのでした。
金糸雀の歌は、凍ったお后さまの心を溶かすことが出来るでしょうか・・・?
「おでき」さま
作品感想ありがとうございました。
励みになります。
あなたが大好きです。
Konohanasakuya