指紋の様に、人には自分だけのモノがある。それは魔法さえも。≪オリジナル≫によって得た力を駆使し、セルンは盗みを働く!幼い頃、両親を殺された訳とは一体?

この世界には、魔法が使える者と、使えない者が存在した。


 幼い頃、何者かによって両親を殺されたセルン。


何故、彼だけ生き残ったのか?


何故、彼は泥棒となったのか?


自己流詠唱≪オリジナル≫を巡って、セルンとケイトは事件に巻き込まれていく。



 「やめろ・・・!」



「母さん・・・」



「父さん・・・。」



『ほう、子どもか』


見知らぬ男が、オレを見つける。


『こいつ等は駄目だったが、まだ子どもの内なら』


意味の分からぬ事を言いながら、そいつはオレに手を伸ばす。


『目覚めさせろ。奥底に眠る能力を』



「やめろーー!」



完結しました。


【Going My Wayと同一世界の話ですが、これだけでも読める内容です】



※中傷などはやめてください。


※誤字脱字が多いかもしれません。手紙で教えてもらえると、嬉しいです。