高岡 みる

絡まった糸がゆっくりと…
父親の死をきっかけに絵里香にとって特別な存在になった幼馴染みの隆生。

次第に強くなる隆生への恋心。

高二の夏に絵里香は想いを告げる決心をするのだが……

強さと弱さ、純粋さと狡さ。友情と恋心、相反する想いが絶妙のバランスで詰まっていて、読み始めたら止まりませんでした。


どこまでも淡々と切なく、心の中に沁みていく。


余計なことは言いたくありません。


是非、読んでご自分でこの素晴らしい作品を感じて下さい。