悶太
『知らない』という事
小説なら本を開くまで。
携帯小説なら『読む』をクリックするまで。
その物語の内容は誰にも分かりません。
それと同じく、朝の通勤列車の中にいる人々、スクランブル交差点ですれ違う人々、たまたま見掛けた自分好みのお姉ちゃん……。
その素性は誰にも分かりません。
僕らは、こんなにも知らない事が多く、全知全能の神では無い訳です。
『知らない』が『知った』に変わり『知っている』になった時、初めて理解し、その事について考えるようになるのです。
試しに開いてみませんか?
まだ『知らない』物語を『知った』時……。
また一つ『知っている』が増えた時……
貴方は何を思うのでしょう?
僕は、この物語を知る事が出来て、とても満足しています。
是非読んでみて下さい。