大石清見は桃野組の分家大石組の一人娘で、桃野組若頭桃野如月の婚約者である。だけど桃野家に引っ越した翌日、清見と一緒に寝ていた男は如月の補佐役の男で――?
暖かい春の日
「こんにちはー。お邪魔しまーす」
ソイツは現れた。
「あんた、うざい」
-私の人生に
変化はいらないの-
―苺の両親のお話―