作品コメント
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- アリア
泣ける
最初はあまりいみが分からなかったけど、読んでいくにつれて分かってきて最後は泣きながら読んでいました。
とてもいい作品だと思います! - 茉海美
ひたすら哀しくて
いきなりレビュー、すみません。
自分の過ちで愛する人を死なせてしまった過去を悔やみ、引きずったままの駿と、人質として取られたが、ゆくゆく彼を愛するようになる女のお話。
とても感動しました。
愛は抱いているのに、いつも二人にとって遠くにあって。
その現実が哀しくも、だからこそとても美しく感じました。
いい作品をありがとうございました。 - みづき海斗
本格的
最初から最後まで一貫してミステリー調で先がどうなるか判りませんでした。ただ判るのはいろんな形の愛があるのだということ。
最後の「再会」での「嘘」が彼女にとって唯一の救いになったのかもしれません。冒頭にあったように、生きて行く意味を知らされる作品でした。どんな生き方でも生きていればいろんな形の愛に巡り合える---そんな感じの物語でした。素敵でした。 - 慧
素晴らしいっ
すこし難しくわたしの頭では理解できないことが少々ありましたが
読み終わった今
なんとも言えない気持ちでいっぱいです。
人の複雑な心など
がうまく書き表されていて
とても心に
ずどん、とくる作品でした - 真冬
ここにも本格派が
ここまで練り込まれた作品は携帯小説ではまず、お目に掛かれない。
それが私の最初の感想です。
一本のアクション映画を見ている感覚に陥りました。
最後まで読者を飽きさせない筆力と構成力には驚きでした。
頭の中に映像がはっきりと浮かび上がります。
ストーリーは薄幸の男性になんとも心、かき乱されました。
携帯小説を読み始めてから一人称の作品を読み始めた私ですが
この作品。ぜひ、三人称でと思いました。作者様の実力が発揮できるのでは?
携帯小説では受け入れがたいと思いますが私個人の要望です。 - ウサギ
しあわせ
愛よりも、しあわせを問う作品なのかと、何とな
く思いました。
一気に読めますし、好きな人はがっつりハマる雰
囲気のある作品です。
話の構成はよく、ぶれないヒロインはとても愛し
いです。
本当に面白い作品です。
文体表現の話をさせていただくと。
おそらく語り部はヒロインの長男なのでしょう
が、そうすることになんの表現のよさは感じられ
ませんでした。
息子が語り部ならば。母からきいた話を語るなら
ば。
表現はあくまで伝聞過去であるはずで、母以外の
思考が読めてはダメだと思うのです。
単純に第三者視点の地の文であれば、違和感もな
かったな、と思います。
しかし、語り部はあまりに自分のことを語らなす
ぎです。
弟と公園でキャッチボールしてるシーンなどはま
るで空気のようで、死んでるんじゃないかと妙な
深読みをしてしまいました。
前奏曲での敬語と本編の文体の格差もギャップが
あり、非常に読みづらく感じました。 - 淑子
一気に読みました。
アクションありロマンスありハラハラ
ドキドキがラストまで楽しめます。
恋愛を絡めながら最後まで飽きることなく導いてくれますが、この恋愛が極上でして、特別捜査官と言う重い任務を背負った薄幸の窪田さんが何とも切なくてカッコイイです。
登場人物のそれぞれのエピソードもかなり巧みに練られているし、
読みやすい文章で、ちゃんと頭の中に映像化され、映画のように楽しめ、泣かされます。
誰でも楽しめる作品です。
おすすめです。 - mimiko
青春のプレリュードから始まる独りの男のノクターン
言葉足りずだったので、書きなおさせていただきます。
まず変わらず本作の『れん」の存在感は一級品です。甘いマスクと口八丁に騙されるのは、けしてヒロインだけではないはずです。
ですからその本当の正体を知ったときには、ぶっ飛んだ衝撃を与えられます。
そして謎の男ツヨシ。
緊張感と絶望の中、この男に惹かれた海晴の気持ちは、果たしてつり橋効果なのでしょうか?
この後海晴を襲った悲劇と、それに誘発された激情は、ツヨシが誰であろうと、海晴の真実だと思われます。
そして測り知れない絶望の中、孤独に戦う窪田さんの強がりと脆さ、悲哀に溢れた眼差しは、どうしても惹かれずにはいられませんでした。
窪田さんが『人間でいることを止めた』と言わしめる過去は衝撃的すぎます。心臓が止まるかと思いました。
そして『人間の姿をした武器』と自虐的な分析をする窪田さん。
そんな彼を救うのは、他愛もない紙切れ一枚なのです。
荒々しい男の生き様の中に繊細なエピソードが光るすばらしい作品です。 - 紫宇
本棚に祀りたいです
【追憶のマリア】を読み始める前に、私がしまった!やっておくんだった!と後悔したこと。
1.人払い
→旦那に「ご飯まだ?」とでも聞かれようものなら、喧嘩になります。途中で読み止められません!
2.変な音楽を消す
→BGMのオススメは賛美歌アヴェマリアです。並みの曲では太刀打ち出来ません!私はかけていたことすら忘れました...
3.自分の年齢確認
→なんということだ!年齢を平仮名でしか言えなくなる魔法にかかりました...
最後になりましたが、
お手元にハンカチのご用意を。
この上なく素晴らしい作品です。 - 斉藤努
憧れの彼に会いに来ました!!
海晴さんの息子さんの主観で
語られる構成がとても興味深い。
海晴さんと海司さんの恋が
とても微笑ましい。
緊迫するストーリー…
ドキドキしながら
自分まで慎重に
読んでいました(汗)。
ハラハラさせるのが上手ですね><
母子の写真が出てきたとき
本当に驚きました。
接点が、あったなんて…。
窪田さんが、海司さんをなんとか
救命しようとするところ…
涙ぐんでしまいました…。
窪田さんと海晴さんが心を交わすたびに
読んでいる自分もあたたかい気持ちになりました。
窪田さんの荒廃した心に
海晴さんが慈愛の愛を降らせてくれて
感動しました…!
「30万人の命と、京子の命、両方救う方法がどうしても見つからない…」
ああ、このことだったんだ…!
他作品で、龍一さんに聞きますよね。
窪田さん…。
もう何も言えません。悲しすぎる。
決戦の時。
次々と明かされる真実。
鮮やかに回収されていく伏線に
ただただ脱帽です。
ラスト。切なくて、でも爽やかな
なんて言ったらいいんだろう。
涙が出そうな気持ちになりました。 - クラスター爆弾
アクション?恋愛?どっちにしても…
一言で言うと中途半端。
ジャンルはアクションらしいのだが、それにしてはアクション「っぽい」描写が序盤には全く無いし、その後も無茶苦茶適当。ヒロインが好きな人に雑巾投げ飛ばす場面や、適当な性描写があったりするが、これがあるからアクションにしたとは思いたくない。
恋愛が適当じゃないかと思ったが、それにしてはこっちも中途半端で全然伝わらない。これで感動出来る人は本当に凄いと思う。
あとこれは全く個人的な意見だが、序盤の「ゆっってくる!」を始め、「言う」をわざわざ「ゆう」って書くと、何だか凄まじく馬鹿に見えて、その後のキャラに対するイメージが悪化すると思う。最初から馬鹿キャラだったならまだしも、そんなわけではないみたいなので、訂正した方が良いと思う。可愛いと思ってやったのなら、この際だからはっきり言っておくが、全く可愛くない。
残念ながら、この作品の長所が見つからなかった。というか、所々あったにせよ、それをかき消さんばかりに短所が沢山あって、目に付かなかった。
正直0点があったらそうしたいが、それは出来なかった。まぁ116ページも書いてたんで、努力賞代わりに☆一つという事で。