君へ、約束の歌を。《完》

作者愛璃

大切な人の小さな変化・SOSに、私は気付けなかった。まさかあんな事になるなんて…信じたくなかった。《"今"だからこそ一人でも多くの方の胸に響いてほしい実話元小説》


叶わない願いって、知ってるよ


でも、


やっぱり想っちゃうんだ


…君に会いたいって




今でも涙が止まらなくなる


切ない記憶――…




もし君が男の子だったら、


恋してたかもしれないね



そう、もし…


君が


君の望んだように


男の子だったら…





自分に素直に生きるのは


いけないこと、ですか?





大好きだった、



…ううん、




 大好きな、君へ。