京都守護職新撰組として京都に居る沖田総司は、「花町」に連れ出され、そこである少女に出会って…。
『あなたは、何でも持ってるじゃないですか…』
そう言われたあの日から、離れてしまった僕らの距離。
もう埋めなおすことは出来なくて、
でも、君が誰かのものになると知ったとき
僕はその距離を必死で縮めようと
ただ、ただ君のもとへ走っていた。