伊東ミヤコ

胸がキュンとします☆
コンプレックスを抱え、いじめに悩む稲でしたが、真由美という親友、そして、気になる同級生、柴崎くんとの出会いを通じて、自分自身も見つめなおし、強く成長していく姿が素敵でした。

途中、修学旅行のお風呂での事件や、教室でいきなり抱きしめらてしまう場面は、思春期ならではの甘いドキドキ感に興奮してしまいました!

十年という長い月日を経ても、昨日のことのようによみがえる切ない感情。ラストは、最後の最後までヒヤヒヤさせられてしまいましたが、とても爽やかな、気持ちのいい読後感に、大・大満足です!