清乃

泣けました
私も亜佳音ちゃんと同じ悩みがありました。だから亜佳音ちゃんの気持ちが手に取るように分かりました。ももねこさんの心理描写が細かくて亜佳音ちゃんにシンクロしてしまいました。けれど亜佳音ちゃんはコンプレックスを乗り越えて春人くんに告白した。2度も告白して亜佳音ちゃんは本当にすごいと思いました。背が高い女の子、背の低い男の子、
実は一番相手を分かって上げられるのはお互いなんですね。
イケメンが出てきた時は泣けて泣けて…。このまま二人は終わってしまうのかな、とハラハラしながら読みました。
背の高さ、顔の造形などは自分ではどうしようもないこと。誰を恨む事も出来ません。だけどそのコンプレックスを乗り越えた亜佳音ちゃんと春人君。
かっこだけじゃなくて、ちゃんと中身を見てくれた人柄、そんな2人が私もダイスキになりました。
だから亜佳音ちゃんが電車に飛び込むシーンには本当に泣けました。

ももねこさんの小説は心理描写が適切なのでいつも夢中になってしまいます。

素敵な小説、ありがとうございました。