上條シオン
沢山の人に読んで欲しい『友情』の大切さ。
主人公が抱える過去、そして卓球という題材を通してその奥に、誰もが一度は経験した事があるであろう『いじめ』や『人間関係』の悩み、『みんなと同じ事をしていないとハブられてしまう』現代社会の体制がリアルに書き上げられた作品です。
丁寧かつ、読みやすく、情景描写のし易い文章でストーリーが綴られていて、終盤は読みながら涙が出てしまいました。
小説の中の主人公を通して、『本物の友情』とは何か、を見つけられる作品でした。
特に今リアルで学生している人に是非読んで欲しいです!