作品コメント
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- 鈴
爽やか
爽やかな雰囲気、だけどいじめという重いテーマを丁寧に書いてます。
ただ残念なのは、美咲が学校を辞めた理由も書いてほしかったです。 - 水樹ゆう
リアルな良作!
「ああ、そうそう。こんな感じだった」と、自分の高校時代を思い出しつつ拝読しました。
些細な事でドキドキしたり、友人関係で悩んだり……。ちょっと、恋に恋してみたり。
リアルで丁寧な描写と、読みやすい素直な文体。そして、読み手を飽きさせないストーリー展開。
綺麗なだけではない等身大の若者像が、大きな共感と爽やかな感動を呼びます。
イジメの実体や友情のあり方を、瑞々しい鋭い感性で描き上げた良作だと思います。
お勧めです! 一読の価値ありです。
(ちなみに私は、泣きました。笑) - 亜樹桜
泣けた💅
号泣ってわけじゃないけど…涙が自然とこぼれる感じでした(ノ_・。)
いろんな人に知ってもらい、様々なコトを感じてもらいたい作品だと思います - ひのとじゅんじ
明日への1歩・・・
記憶はいつか思い出に変わる……。そして思い出は…………新たな1歩を踏み出す為の、勇気を産む。 もっと強く生きれたら、もっと優しく生きれたら……そう思いながらも、弱さを捨てられない『人』というモノについて、深く考えさせるお話でした……。 - じょうが あかり
リアルを生きてる。
「いじめ」という重いテーマを描いた作品。
かつて自分達がいた、あの教室の温度やにおいまでもを思い出させるよう、行間からリアルさが滲み出る感じ。
このリアルさは、若さ故に書けるものなのかもしれない。
今、学生の人も、かつて学生の人も共感できる。
ラストは非常にさわやかで、いやな後味が残らないのも魅力のひとつ。 - 葵 凛香
いろんなことを感じ取れました!!
『いじめ』という1つの大きなテーマの中でここまで抵抗なくストーリーを読み進められた作品は初めてかもしれません。
真剣に考えてあってしかも主人公の心情や周りの人物にリアリティがあります。
複雑に絡んでいるように思える背景も読み進めるうちにキレイにほどけて行きます。
ストーリー構成、表現力、他の小説とは違うすばらしい完成度です。
『悪口を言うのは上辺だけの付き合いの子達が使うつながるための唯一の手段。』
作中のこの一言に胸を打ち抜かれた気分でした。
こんな理由で人の悪口を言い合ってる友達、あなたにはいませんか? - ゆ
良かった
凄く良かったです。
人間関係や主人公の心情が凄くリアルで、共感出来るところが多々ありました。
読み終って幸せな気持ちになりました。 - めがちん
僕はこんな作品を待っていた
ずっと後悔していたことに向き合える作品です。
『いじめ』をテーマにした作品と言えば、その悲惨さや残酷さを強調したものが多いのですが、これは少し違った目線から捉えた新しい試みであり、誰もが共感し得るものとなっています。
文章もしっかりと小説たるものとなっていて、質の高さが際立ちます。かなりの秀作と言って良いでしょう。
あなたはいじめましたか?いじめられましたか?
それとも傍観者でしたか?
読んだ後に救われる…そんな小説です。 - 上條シオン
沢山の人に読んで欲しい『友情』の大切さ。
主人公が抱える過去、そして卓球という題材を通してその奥に、誰もが一度は経験した事があるであろう『いじめ』や『人間関係』の悩み、『みんなと同じ事をしていないとハブられてしまう』現代社会の体制がリアルに書き上げられた作品です。
丁寧かつ、読みやすく、情景描写のし易い文章でストーリーが綴られていて、終盤は読みながら涙が出てしまいました。
小説の中の主人公を通して、『本物の友情』とは何か、を見つけられる作品でした。
特に今リアルで学生している人に是非読んで欲しいです! - 誤差丸
なかなかの正当派です。
ストーリーはしっかりしたもので、人間関係の機微の描写にぐいぐい引き込まれる物があります。テーマの一つである「戻れない過去」を、「美咲」、「中崎くん」という二つの切口から見事に描いたのは、この小説最大の魅力かもしれません。
ただ、(推敲途中なのかもしれませんが)後半に進むにつれ誤字脱字が増え、スタミナ切れ状態に見えます。
比喩表現も時々回りくどかったりするので、もう少し勉強なさった方がいいですね。比喩は非常に便利な表現法ですが、使い方を誤ると逆にあやふやな言い回しになってしまったり、酷い時には余計意味が伝わらなくなったりします。
あと、情景描写にこだわるあまり、ピンぼけの部分まで描き切ろうとしているように感じられます。視点はもう少しブレないようにして、絞った方がいいです。たまに、一人称の小説のはずなのに三人称のように思える描写もありました。
多少の粗はあります。ですが、ずぶの素人にはまず書けないであろう良作なことは確かです。これからもっと大きくなれると思うので、まだまだ努力なさって下さい。
上から物を言う様で失礼しました。 - 小泉秋歩
考えさせられる…
「いじめ」という問題にまっすぐ切り込んだ作品です。
ほんの少しだけ周囲の子と違うところがある、ただそれだけのことでイジメの対象になってしまう現実。
そして、誰かがイジメられていても、それを止めることができない――今度は自分がイジメられてしまうから。
自分がイジメたわけじゃない、自分は何も悪くない、とは思えども、「助けることが出来なかった」という思いは、心の奥に小骨のように刺さったまま、いつまでも取れない。
これは、どこにでもある問題であり、誰もが直視しないといけない問題です。
とても色々なことを考えさせられました。
また、この作品の中では、いくつもの友情が壊れていくのですが、最後には、静かに修復されていくのが感動的でした。
たいへん良い作品でした。特に学生さんに読んでほしい小説ですね。 - 貞次シュウ
みんなが今抱えている問題
特別なことじゃない。美しいものじゃない。ましてドラマチックなものでもない。
でも、誰もが今、もしくは過去の傷として引きずっている問題を包み隠すことなく描き出している。
学生の方はこれを読むと今の現状を見直すだろう。もしくは光を見いだすかも知れない。
悩んでいる人に…いや、おそらくほとんどの人が疑問を抱いているこのイジメという問題に正面から向き合って欲しい。
そんな痛切なメッセージが込められた素晴らしい作品でした。 - ぬこ
皆に読んでいただきたい。
ほんとに、大事なもの。
何気ない日常生活のなかに潜んでいる、小さな選択肢、心の機微。
そういうものが、あちこちにちりばめられていて、学生生活や、社会生活のなかで真剣に悩んだ事や、胸が痛くなったことが、ほんとにリアルに描かれています。
口にしたら些細な事。
だけど、内に秘めて大きなこと。
これは、万人に読んで欲しい。
そして、大事な事を、わかってほしい。