水樹ゆう

リアルな良作!
「ああ、そうそう。こんな感じだった」と、自分の高校時代を思い出しつつ拝読しました。
些細な事でドキドキしたり、友人関係で悩んだり……。ちょっと、恋に恋してみたり。

リアルで丁寧な描写と、読みやすい素直な文体。そして、読み手を飽きさせないストーリー展開。
綺麗なだけではない等身大の若者像が、大きな共感と爽やかな感動を呼びます。

イジメの実体や友情のあり方を、瑞々しい鋭い感性で描き上げた良作だと思います。

お勧めです! 一読の価値ありです。
(ちなみに私は、泣きました。笑)