好きと嫌いの境界線。“幼なじみ”だからって、仲がいいわけじゃないんだよ。困ったように笑った彼にあたしは気づかないフリをした。
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例え、愛がなくても。
お題【キスしてもいいですか?】
- 最終更新日
- 2012/02/26
- 作品公開日
- 2011/07/29
- ページ数
- 完結 11ページ
- 文字数
- 3,242文字
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作品コメント
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- あさひ夢菜
きっと2人心の奥底に愛は存在していたはず。 もう一言で表せば「大好き」に限る作品です!最後がどうなったのか気になるストーリーには誰もが魅了されてしまいます。 幼なじみが嫌いな理由。それは誰よりも好きだったから。 ただ真っ直ぐに恋をしていたからこそ、夏芽ちゃんは碧くんに冷たくされて、自分のやるせない気持ちをどうしたらいいか分からなくて「嫌い」と思い込むしかなかったんだと思います。 この作品を通して、今まで夏芽ちゃんがどれだけ碧くんを想っていたのだか、すぐに理解することができました。だからこそ、余計に切なくなります。 彼女がいるのに、今まで散々冷たくしていたのに最後、夏芽ちゃんへ愛をあげた碧くん。 彼には、何か理由があって、上手く伝えられないまま関係がこじれてしまったんだと思います。 きっと碧くんには夏芽ちゃんへの愛が、形がなかったとしてもどこか心の奥底に存在していたんだと私は信じたいです。 素晴らしく、誰もが切なくなるような作品。私はこの作品が大好きです!
- KAL
せつない… 隣に住む幼馴染の碧を避け続ける夏芽。 本当は大好きで仕方がないのにずっと避けていて、でもどうしても会わなければならなくなって隣の碧の家を訪ねると、 久しぶりに会った碧はやっぱり“男”で、好きだという感情が迸ってしまう夏芽。 彼女ができたことがきっかけで2人の仲が変ってしまっていたけれど、誕生日の贈り物に「キス」をせがんだ夏芽。 そしてそれに応えた碧。 …実はこの2人、好き合っているんじゃないかと妄想しましたが、作者様が「想像に任せる」ということで悶絶(笑)。 短編ながら夏芽の想いがとても強くてせつなくて、 また碧の、何を考えているかわからないところが魅力的です。 彼女が居ながらキスしちゃう碧を赦せちゃいます(笑)。 できれば続編を見てみたいです!
- 歩菜*゚★
とりあえず読むべき 切ない思いがぐるぐると私の中をかけめぐっています。 最後の「ちょっぴり大人の味がした」は、最初の文章の伏線なのかなって私は思います。 あの、あれです。 「大人と呼ぶには早すぎて、子供と呼ぶには遅すぎる。中途半端な年齢」←コレ。 この件で、夏芽は大人になれたってことじゃないですか? 私の中では勝手にそう解釈しますね(笑) 奈々さんの作品はこれで読破致しましたーっ☆ これからもがんばって下さい(^з^)-☆Chu!!