ピグマリオンは偶像に恋をした。自らの愛に応えてくれることはない。それが真の愛だとしたら、俺たちの愛は本物だろうか?たとえそれが、魂のない剥製だったとしても……
ピグマリオンは偶像に恋をした。
声も発さない
体温も感じない
自らの愛に応えてくれることもない
けれど彼は愛し続けた。
それが真の愛だとしたら、俺たちの愛は本物だろうか?
たとえそれが、魂のない剥製だったとしても……