「なあ、『ゴシューシン』って何?」
「・・・ご執心?それは執着心のことだって。大抵、お殿様とかが、お姫様が大好きになっちゃって、お姫様以外何も考えられなくなっちゃうような感じのこと。」
「お前、時代小説読むのやめろよ。・・・とにかく、もうそいつ以外目にはいらない状態ってことだろ?」
「そう。ってあんた何読んでるのよ。」
「お前の『妄想ジャンキー~お殿様はご執心編~。』」
「あんたね、それ続き物だって。物語りは、ちゃんと順序よく読まないと話しがわからなくなるでしょ?」
「なんだこれ続きなのかよ?この前のは?」
「愛憎編。・・・あんた恥ずかしいから読むのやめてよ。」
「なんだよそれ?とにかく、これは続きなんだな?愛憎編から読まなきゃだめなんだろ?」
「そ。だから恥ずかしいってば!!」
注:ご執心編は、愛憎編の、続きになっています。
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