死にたがりの男と、幼馴染の女の会話録。
こんな人が一人くらいいてもいーんじゃないの?
- 最終更新日
- 2007/06/24
- 作品公開日
- 2007/06/24
- ページ数
- 完結 9ページ
- 文字数
- 5,554文字
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作品コメント
7件
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- 藤咲架夜
すごいですッ!! 死にたいって思うこといっぱいあるけど それを止めてくれる人がいるから 生きていけると思うよ。 この小説はすごく共感したw
- 結記芽
自分の中の異性 共感しました。 だからこそ、先が読めました。みんな一回くらいはあると思う。思春期や青年期、『まぢ死にたい』とか呟くこと。 そんな時に私は、自分の中に異性がいて嘲笑うのです。女々しさや、くだらなさを。 この話も、そんな印象を持ちました。 生への執着を捨てたい、捨てきれない。 それを恥ずかしく思いながらも、 そんな一生を暖かく振り返り 自分は『生きたがり』だったとさえ思い、 寿命という奇跡をむかえること。 ラストのおやすみなさいが印象的。 『僕の中の眠れるワタシ』なんだろうなと思いました。
- キシル
いつ死ぬの? 淡々と進む文章。 背景描写というものはない。 けれど、違和感なく読まされてしまうのは、作者の腕。 男は、女の掌の上で転がされている。 女は作者の掌の上で、転がされている。 読者は、作者の掌の上。 一気に読めてしまう。 死にたがりの男の話なのに、なぜか、楽しい。