作品コメント
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- ユミカ
人間の憎悪
最初の文からこの世界にある事がしっかり書かれていてなるほど、と思いました。
私は多分、最下層の人間かもしれません。
だから、主人公の言ってることに説得力がありました。
いや、やっぱり主人公なんていないのでしょうか?
この話の主人公は世界の全ての人間になるのかもしれませんね。 - ひろ
予想以上!?
文中に出てくる一言一言に説得力があり、いろいろと考えさせられる作品でした。
形やストーリーはどうであれ、こういった作品が世に出れば、いじめというのも和らぐと思うんですけどね……
23ページという少ないページ数の割りにしっかりとした出来栄えで感心させられました。 - 生華
冷たい恐怖
「スクールカースト」なんて知りませんでした。
他にも難しい言葉や独特の言い回しがあって、気がついたら入りこんでいました。
コロンバイン高校事件などの背景もしっかり描かれていて、もしこの革命が実行されたら……と思うとぞっとしました。
いじめの被害者が追い詰められたら自分か加害者を傷つけたくなるのは、当たり前のこと。
そんな悲しいことになる前にできることがないかを、しっかり考えようと思います。 - 若宮・咲希
気づかされる心情!!
いじめられた経験のない方・・・。
この作品に関して、どう感じるか、どう受け取るかは人それぞれかもしれませんが、いろんな意味で気づかされる点も多い価値ある作品だと思います!!
一度、読んでみることをお勧めします!! - 風琥
事実
単に考えさせられる、といい終わらせてしまうのは簡単すぎます。
読めば読むほど、教室の風景や自分の学校の風景が浮かんできました。
確かにこういう者たちが存在したと。
引き込まれて、重たく、かと言って後味が悪いわけではない。
一言では言い表せません。
注目される作品の理由が分かりました。 - 錬徒利広
真実
ホラー小説というよりかは、論説文に近い、という印象を受けた。
一語一語がとても大切にしてあるのには感心した。
ワープロ世代の我々は自分の書いた文章に酔って余計なものを書いてしまいがちだが、この小説は逆である。
自分が磨き抜いた一文を何度もリフレインさせることによって、読者の脳裏に、作者の哲学を刻みつける。
私の頭の中にも、強烈な記憶が残った。
さて、この小説が論説文だというのは、この小説に書かれていることが決して絵空事などではないからである。
確かにこれが現実で、「いじめをなくそう」なんて綺麗事は通用しない、というのが読んでいてよく分かる。
多くの既存の作品ではせいぜい「なぜいじめがいけないのか」くらいまでしか言及していなかった。だが今作はその定理を踏まえた上で「いじめ」の本質に大きく接近している。
問題は「なぜいけないのか」ではなく「なぜなくならないか」ではなかろうか。真理に迫ることこそ、物事の本質を掴む手がかりだ。
私が気に入ったのは「キスも知らない少年が殺し方は知っている」という一文。
両者のスタンスが恐ろしい。 - 浅羽
すごい!
なんか主人公の気持ちがスッと入って来ました。
すごく物語が緻密に練られていて、
ああ、あそこのアレはああだったのか。
って納得するときの気持ち良さがハンパないです。
この物語、すごく好きです。
勿論人殺しはしませんけどね(笑) - 今年のポール・スミス
面白い!
狙って中2患者演じてる感じが笑いを誘い、最初から笑いっぱなしでした!
Nice釣りです!
でも、もしコレを本心で書いてたら引くっていうか、作者(笑)が大人になって見たときに、恥ずかしくて死にたくなっちゃうんじゃない(笑)?
本心で書いてるわけないか!
哲学(笑) - えぃな
深い
ホラー小説というよりは
エッセイのような印象を受けました。
いじめ、という問題は
見えそうで
あまり見えていなくて
それに気づいてくれない
悲しさや悔しさが
こういう事件の原因に
なっているのかも
しれませんね。
24ページという
短い文章の中に
独特の世界観を感じ、
物語が進むたび
その展開にハラハラ
させられます。
私も学生なので
こういった話には
共感する部分もありました。
たくさんの方に
特に、学生の方に
読んでほしい作品です。 - 暗輝
哲学?
読み進むほどに洗脳されてしまいそうになる。
途中で『このまま読み続けたら洗脳されそうで怖いな』とさえ思ったが、最後にはその洗脳を解いてくれる。
しかし胸に、なんとも言えない重たさだけが残る作品だった。
レビューを書くのにこれほど悩んだ作品はない。言葉が見つからないのだ。(私の語彙が貧困なせいもあるのか?)
読んで見なければわからない作品。