激甘

「俺の人生好きに使え」

どうしたら、付き合えるかな

愛に焦がれる。

「ようこそ。・・・ふたりのための、甘美な部屋へ」

え、体うっす、頭ちっちゃ、肩幅せっま、腰ほっそ、肌しっろ。

「ほら、こっちこいよ」「条例違反です」

「俺が惚れてんのは、オマエだけだろ？」

ーーー嫌われ者、のはず。

甘党な先輩は今日もあたしに塩対応。

夜明けの砂漠で、あなたにもう一度出会えたらーー…

あたしの全部をあげるから、あなたの欠片をあたしに頂戴。

「どこ行くんですか？」「ん？セフレんとこ」

きみのこたえを、きかせてよ。

『ただの同期、そろそろ辞めていい？』

策士でえっちな王子様からの猛烈求愛は突然はじまった

薬指に結んだ糸は、決して解かせない。