色無しと呼ばれる『ドルミダ』に対し、色有りの『ヴァルムート』。ヴァルムートの近衛騎士のマクシミリアンは日々、凶暴化したユニコーン征伐をしていたが、偶然色無しの女性がヴァルムートの湖にいる姿を見てしまう。それがきっかけで王から虹色女神を召喚しないと世界が滅びることを聞き、女神を探すことに加担する。虹色女神という名の通り、虹色の7色の瞳を持つ人を生贄として、『世界の狭間』に捧げるために各色の目を持つ人を集めなければならなかった。超人的なパワーを持つドルミダのアルビノの女性フーマとの禁断の恋を通じてユニコーンを倒すことができるようになったマクシミリアンだったが、同時にヴァルムートとドルミダの関係、そして『世界の狭間』の秘密が明らかになっていく。最後にはドルミダとヴァルムートが協力して7色そろえ、7人の生贄を世界の狭間に差し出すが、ヴァルムート国王が憂いていた通り、追加の生贄が必要だった。両国王族から一人ずつ追加を出し、ついに両国に平和が訪れたが、マクシミリアンは兄アンドレアスと共に虹色女神のエネルギー体に会うために谷へ向かい、なぜドルミダがパワーを持っているのか、なぜ生贄が必要なのかを知る。
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