新人類戦記 第一章 1980年代の米ソ冷戦時の話です。ベトナム戦争時に開発された新人類を生み出す究極兵器を、偵察衛星によって発見する。その残留兵器は日本政府エージェント、東郷竜に破壊依頼がくる。竜がベトナムでみたものは何だったか?
米軍がべトナムから手を引いた今となっては無意味なものと思われたが、カンボジア
とべトナ ムの紛争地帯「おうむのくちばし」の拡大写真が大きな問題となった。
ホワイトハウス、アメリカ大統領会議室では、写真が壁のスクリーンに拡大されてい た。
やかて、一人の男が立ちあがり発言した。
「まだ、あれが生き残って、作動しているのか}
三日後に「クチニン虐殺事件 」としてベトナム共産党新聞ニャンザンに
発表される出来事がその写真に写っていた。
「あれらは、すべて抹殺されたと聞いている」。
「そうだ、君の話ではペトナム撤退の際はすべて廃棄処理されたとね」
円卓真中にすわっていたアメリカ大統領が尋ねた。その究極兵器を抹殺せよ。
それが大統領の命令だった。
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