ある日、私立学天高校2年B組に一人の美少女が転入してきた。
クラスメイト一同が歓迎する中、主人公・只野は彼女の正体に気づく。
彼女の名は安藤ロボ子、その正体は人間そっくりに造られたロボット――女性型アンドロイド(ガイノイド)であった。
しかし、誰も彼女がロボットだということを信じようとしない。いかにもロボットな行動をとったり能力を発揮しても、ロボ子の苦しい言い訳を信じてしまう。只野のツッコミは誰にも届かない。
最初はロボ子の正体を公然にしようとする只野だったが、命を救われたことによって徐々に打ち解けていく。そしてロボ子が目指す友達を1000人作るという目標に手を貸すのだった。
そんなドタバタ学園生活を繰り広げれつつ、ロボ子は少しずつ友達を増やしていった。
だが、学天高校に導入された掃除や雑務をこなす大量のAIロボットが突如制御不能となり、人間を襲ったり施設を破壊しだす。
それはテロリストによる破壊工作だった。
あらゆるコンピューター制御の機器がウイルスに感染し、街は大混乱に陥る。
その事態を収拾しようと戦うロボ子だったが、身体を傷つけられてロボットという正体がバレてしまう。
クラスメイトがその事実にひく中、只野は叫ぶ。
「ロボットとか人間とか関係あるか! ロボ子さんは俺たちの友達だろ!」
その言葉に打たれたクラスメイトの声援を受け、ロボ子はウイルスをまき散らす元凶の人工衛星を破壊するために宇宙へと飛び立つのだった。
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