海辺の小さな町を見下ろすように建っている白波学園。
ひょんなことから生徒会長の右京に気に入られてしまった小鳥は特待生になってしまう。
「おまえは俺を好きになる。永遠に離れられなくなるくらいに」
「悪いけど他当たって!」
完全なスクールカーストの頂点にいる生徒会の怪しい面々。
「しょうがないさ。右京は一族の中で最も血を濃く継いでいるんだから」
授業料、生活費すべてがタダの特待生制度。
ほら、よく言うでしょ。タダより高いものはないって。
町に隠された国家機密とは?
彼らの言う〈コトリ〉とは?
「あー、なんか美味そうな匂いがする」
ちうぅぅぅ。
「え゛」
こんなヴァンパイアなら血を吸われたい?!
ヴァンパイア×女子高生のロマンティック学園ファンタジー。