クールで人気者の宇佐美くんは、私の前でだけデレが全開になります。【完】

作者小花衣いろは

素直になれなかったクールイケメン×嫌われていると思っていた小動物系平凡女子。すれ違ったり勘違いしたりしながら、ゆっくり自分の思いを自覚していく、もどかしい恋のお話。



「そこ、邪魔なんだけど」

「小さすぎて、見えなかった」


バスケ部期待のエースにして、クールでイケメンな人気者の宇佐美くん。

そんな宇佐美くんに、私は嫌われているはずだった。


そのはずだったのに……。




「っ、……何で?」


―――そんな彼が、どうして私の目の前で泣いているんでしょうか。




「避けられんの、辛い……」

「でも、夏目さんと一緒だから、嬉しい」

「夏目さんが応援してくれるなら、いつもの何倍も頑張れる気がする」

「夏目さんは俺が守るから、大丈夫」


同じクラス、隣の席になった途端、

宇佐美くんの様子が急変してしまって……?



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素直になれなかったクールイケメン

×

嫌われていると思っていた小動物系平凡女子。



すれ違ったり、勘違いしたりしながら、ゆっくり自分の思いを自覚していく、



もどかしい のお話。