白虎の精を身体に取りこんだ小娘の一人語り。一家を惨殺されて呆然とする私を拾ったのはとある貴族の若様。ほぼ一目ぼれの成り行きで若様と婚約は本当に幸運だわ。それから周りの婚約とか出産とかほんわかムードの中、私は他の貴族に養女に出された。それは追手から私を隠すため。誰かが私を探しているの。でも身分と名前を変えてこれで一安心。もうすこししたら若様と結婚できるはず。養女先の貴族には後宮に入る予定の美少女がいたの。私は彼女の乗る後宮入りの馬車に護衛として乗り込む事となるの。ところが私の追手にバレてました。そいつは私がかつて大きな石で宦官にした奴。こいつは私がやっちゃいました。追手から逃げてばかりじゃラチが開かないので、ケリを付けるためにその根城と言われる後宮に私、入ります。
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