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黒川亜季

友情~恋愛感情まで、女性どうしの感情や関係を描いた物語が好きで、自分でもそういうお話を書いています。GL(ガールズラブ)、百合のタグの付いた作品が多いですが、時々歴史ものも書きます

物語と音楽


昔から、何か考え事をするときには頭の中に音楽が流れる… というのがくせになっています。
考えている内容とは関係ない曲もあれば、内容そのもの、というコトもあり規則性はよくわかりません。

不思議なもので、音楽を聴きながら考える… というのはちょっと苦手。
頭の中で流れている、という状況ならOKというのが、自分でも謎です。

魔法のiらんどに最初に投稿した「終わりなき哀しみ」を書いている時には、浜崎あゆみさんの endless sorrow がずっと流れ続けてました。これは物語のテーマが音楽そのもの、のパターンかな。


「雨が降ったら ここへおいでよ」の時は、放課後の図書館をイメージしていた時に、グリーン・スリーブスが流れてきました。確か小学校の頃、実際に下校時刻に流れていたのだと思います。

教室で一人、ぽつんと残っている絵里香に麻衣が思い切って声をかける… という第一話のシーンは、生徒たちがいなくなった校舎に流れるグリーン・スリーブスの旋律から、生まれたものです。


「私は彼女が好きじゃない」では、3話目の夏祭りを思い描いていた時に、星村麻衣さんの「素直になれない」というアルバム曲が流れていました。幼なじみの未玲にずっと冷たく当たっていた由貴子の心が、「好きじゃない」から「素直になれない」に転調する場面に、心の引き出しにあった曲名が浮かんだのだと思っています。


上手く使いこなせる、という状態では全然ないのですが、好きな音楽と書きたい物語が絡み合って、印象に残るシーンが描けたらいいな…とは思っています。


2020.4.21 黒川亜季

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