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イト

日々を編む

はちがつにじゅうしち

今日は雨が降った やっぱり雨は部屋の中からザーッと降ってるのを見るのが好きだなと思った。屋根のある所へ急ぐ人、足元を気にしながら急ぐ人、傘の彩りやデザイン、それらはその人のあり方を示しているようだといつも感じる。言葉が難しい。最近特によく思う。言いたいこととか思ってることとか、肯定したいこと、褒めたいこと、否定したいこと、反論したいこと、伝えるの大体は言葉で成り立っている。行動、 仕草はその次。頭でも心でも思ってることは山ほどあるのに、この世はほおりだされる言葉でしか表現出来ない。なんだかとてももどかしい。小学生の頃とか人と話すの大好きだったはずなのに、歳をとるにつれて苦手と感じることが増えた。言葉で相手を傷つけたらいけないとか、自分はいいと思ってることでも相手にとっては...みたいな小学生の道徳で勉強するようなそんなことが頭から離れない。気にし出すと何を話したらいいのか自問自答してしまう。結局というか案外、言葉には不正解はあるけど、正解はないと気がついてはいる。言葉は360度どこからでも見ることが出来るし、見られている。俯瞰して見ることも出来るし詳しく見ることも出来る。凄い魔法。ただ、20年生きてきてその魔法を未だに使いこなせていない。私は多分この魔法を一生かけてもあやつることができないと思う。なぜなら言葉は私よりも長い間生きているからだ。どれだけ言葉を勉強したってこの大先輩を追い越すことはできない。でもそんな言葉を私は学ぶことができるし、上手くはないけど言葉を使うことが出来る。それだけで十分、生きるってことは言葉を操れること、考えることが出来るということ。
今度水族館に友達と行く。学校に入って初めてできた友達。ちょっと夢見てたけど、無理だろなと思っていたからとても嬉しい。最初は仲良くなれるかなと思ってたけど、人は見た目じゃないなとつくづく。この子とは感情の波長がよく合う気がしている。波を作る機械があるとしたら、初期設定はたぶん同じ。趣味は全然違うけど、すごく似ているところが多い。うれしいなやっぱり友達がいるってうれしい。
喫茶店にいる。入るのにはやっぱり勇気がいって、なんだかいつも緊張してしまう。やっぱり私には向いてない。でもお店に入ると音楽がいいなと思ったり、中年サラリーマンの若者への愚痴とか、店員さんの雰囲気とか気になるところはいっぱいある。コーヒーはやっぱり苦いし、スカートにはグラスの水滴がつくしなんかそわそわするんだけど、でもなんか好きだなと思う。
雨やんでるといいな 雨に降られるのももううんざり。今日も母の美味しいご飯食べよう。その後に化学と生物やろう。もうちょっとがんばろう。

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