これ、かわいんじゃねって絵文字を毎週選んでるんですが、
今日使ったこれ　٩(๑´0`๑)۶ は、ぶっちゃけちょっと違います。
何が違うかというと、絵文字が悪いわけではなく、私、こんな可愛く起きてくる人間じゃねえぞ。

♬( ¯꒳​¯ )ᐝ 正しくはこれだ。しかし、もう使ったやつだから今日はやめてみた。
猫かぶってみたぜ。ふふふ。
ついでに言うと、この、鼻ね、前嫌いだったんです。私はこの鼻のキャラではないと否定していたのだ。
しかし、だんだんよく見るうちに気に入ってきて、最近はこの鼻をよく使うようになった。

以前どっかで否定しましたからね、訂正してお詫び申し上げます。
<(_ _)>（どうでもいい話だがな）

今週、福岡はじめ、既刊お読みくださった方、スタンプくださった方、しおりくださった方、ありがとうございました。
<(_ _)>

今後の掲載予定です。

3月　22＋23短編集　そうだ、福岡に行こう　掲載済　5.8万字
　　22＋23短編集　　飯塚春菜の事情＋α 執筆中　0.4万字
4月　きみどり②第7章　暎さん編　執筆予定
5月　未定

本当はね、福岡を掲載している2週間の間に事情も書いて連続してドバーンと掲載したるデェ、やったるデェと思ってました……。しかし、まだ4000字しか書いてないぜ。

何やってたんだ、おい、ゲームか、ポアロか、勉強か、仕事か？

回答
海苔について調べておりました。

チーン

「へー、ほー、え、そうなの？」カチカチ（ネット検索する音）

縄文時代から日本人が生のりをとっては食べていたという事実を知り、そして、昔、ノリが高級な献上品だったってことや、ライフサイクルが謎で昔は純粋に採集しかできなかった。それが、江戸時代にやっと養殖をできるようになったが、それも手探りの養殖であり、年によってその取り高が100だったり0だったりと大いに不安定だったとか。これを幕府が保護したんだね。で地道に収穫数を伸ばし、

だーいブレークですぅよー！いえーい！

一人で、ノリがいよいよ手巻き寿司用の海苔や海苔巻き用の海苔として江戸時代に一般的になったときに興奮を覚え、夜中に家族が寝静まり主人がまだ帰ってこない家で両手をあげて万歳する。

そして、気がつく。
ん？私は何を書くためにこれを調べてたんだっけ？
江戸時代の話ではなかったはずだ。

牛乳の歴史も面白かったんだよ。あれは平安時代は薬扱いだったらしい。

やれやれ。
そして、事情を書き始める。
この、海苔の歴史について調べてそれを冒頭に書き入れました。540字で終わった。

「……私、この、540字のために何日かけた？」

ちょっと呆然とする。しかしですね、海苔の歴史を延々と書くための物語では決してないのである。むしろ物語のためには、作中に書くか書かないかは別にして、現代の海苔の生産についてもっと調べた方が良いです。うん。

うーーー

この資料調べなぁ、三年前に比べたら地道にやるようになりました。でも、多分、おそらく、まだ足りない。足りないけど、忙しい少ない時間で前よりはやるようになった。それとプロットである。相変わらずプロットを用意するのが苦手だ。

しかしだな、普段、仕事をしているのである。今は二人分の仕事をしていて、そりゃもうぐちゃぐちゃなのよ。脳内にぐちゃぐちゃとしなきゃいけないことが散らばっててさ、こんな状態で小説書こうとすれば、独身男子のゴミ部屋のようになってんだよっ、頭の中がぁああああ

「あれを払わなければならない、これも払わなければならない、請求書、また遅れてる、メールしなきゃいけない、現金まだあるか、あ、そうだ、あの人を連れて部下が銀行に行かなきゃいけない、で、海苔がなんだっけ？」

やれやれ

そして、伝票を折っている。忙しすぎてパニックになりそうになったら、発票（中国のレシート）をキレーに糊で貼り付けて、伝票の附票をキレーに折って、最後に上からぐっと押して圧縮してだな、かんっぺきな精算伝票を作るに限る。

ふっ、心が落ち着くんですよ、これ。
忙しくてパニくりそうになった時ほど、今やらなくてもいい手作業をやることの多い自分。

そして……

「どーでもいいや」

どうでも良くなる。逆説的なようだが、意外とどうでも良くなると冷静にことが運びなんとかなってたりする。

でも、もう、忙しいからなぁ、プロットはやっぱ書いた方がいいと思うんだよ。
っっっでもっ、書けないっ！クー

そして、現在、春菜ちゃんの幼少期に取り掛かりました。

「なんか違うな？」

ところどころの場面が存在したプロットが頭の中だけにある。春菜ちゃん幼少期のイメージが甘すぎていざ書こうとすると筆が滑らない。そして、一旦書いたのをところどころ消しつつ進めた第二回目で、なんか春菜ちゃんのお父さんの顔と小学生の光くんの顔が見えてきて、

「あれ？」

一気に暴走しました。

「え、そっち行くんですか？」

崇くんと春菜ちゃんがファミレスで語り合う場面の朧げな形はできてたのに、春菜幼少時エピソードが暴走しだしたので、用意していたファミレスの場面に繋がらなさそうで。

「えーーーー」

ということで、素敵にワクワクと暗礁に乗りあげました。
この幼少時エピソードのせいで、飯塚春菜自体がリニューアルしそうで、今まで登場し、物をしゃべり、動いてたこの人のバックグラウンドに肉をつけるわけですから、そして、今後の二人の未来にも影響しちゃうよってことで……。

収集つきませんね。

「これを、こう……。あ“ーーーー！」（頭をかきむしる）

まぁ、でも、ああでもない、こうでもないと思いながら、最終的にはあのファミレスの場面に戻り、その先を書こうかなと。ぶっちゃけ、今の状態ではあの場面で二人がどう言う話をしてどう言う方向に行くのかはよくわかりません。

ついでに言いますと、福岡では東京対地方のようなことを書いてたんですが、地方人として最近しみじみと思う感慨というか、まだ書き足りないことがあったんで、その秀さんと崇くんの語りを＋αのエピソードとして入れるつもりです。それ以外にも崇くんと春菜ちゃんを中心に、それ以外の脇役の子達がチラチラ出てくるおまけをつけつつ進めようかなと。

どのぐらいの長さになるかがまた全く見えておらず、福岡のラストはきっちり決まってたけど、事情はどこまでで終わらすのかも今まだ見えておりません。

かるーく短編を書いて次へ行くつもりでしたが、これもなんとかジャックのようなものでしょうか？

私という飛行機に木漏れ日の皆さんが乗ってきて

「先生、方向、替えるから」
「え？」
「ガソリン、足りるかな？」
「ええっ？」

ハイジャックされたような気分だぜ。しかし、まぁ、楽しいんですけどね。

それでは皆様、素敵な週末をお過ごしください。
相変わらず慌ただしい日々を過ごしつつ日々歳をとっております。
汪海妹