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汪海妹

ワンハイメイ

2019年の夏頃より小説を書いています。

一番最初は主人公たちが高校生から大学生になる頃を扱っていて、その次と次の次はそのまま彼らが親になって大人になってゆく世界を書きました。その後、そのまま作品の中に出てきた脇役を今度は主役にし、以前の主役達を脇役にするという形で、どんどん作品数も増えました。

自分の作品の中で一番読まれている作品は、木漏れ日①というもので、これはリーマンを卒業して起業する…

٩(´O`)۶~ おはようございます。

先週、今週と弊社の……
いや、違った間違えた。
私の既刊お読みくださった方、しおり、スタンプ、ありがとうございます。

<(_ _)>

先週末は主人の故郷にショートトリップをしておりまして、移動してたりなんだりで
執筆報告をあげることができませんでした。
すみませんね。(ま、でも、そんなに進んでない)

今後の掲載予定
3月 22+23短編 そうだ、福岡行こう 掲載済 5.8万
   22+23短編 福岡と事情の間   掲載済 0.5万?
   22+23短編 飯塚春菜の事情+α 執筆中 1.4万
4月 きみどり② 第7章(暎編)   執筆予定 
5月 未定

福岡に入れようと思って忘れたエピソード。
事情に入れちまえと思ってたのだけど、微妙?

ビミョー、ビミョー、ビミョー と私の中の何かが騒ぐので、
二つの物語と物語の間の幕間の寸劇のようなものを書きました。
場面は、秀さんと崇くんが荷物と明太子と海苔と日本酒を持って飛行機に乗り込んだ場面です。

そして、心おきなく事情の執筆に戻りました。
例によって例の如く当初予定していた方向から勝手に筆が滑り、

「どーすんだよっ、これ、おいっ」

となっていた時から、なんとなくこんな感じというのが少しずつ固まり、
それなりに楽しくちびちびと執筆をしておりました。
ちびちびと……

今、中高生の春菜ちゃんと東京時代の春菜ちゃんのイメージを抱えながら進んでます。

なんて思ってたらさ、とある日にニュースで有明海の海苔が例年にない不作で、
白子のりが価格の引き上げを決定なんて流れてて

ありゃあ

なんか、前までと気分が違いましたわ。架空の人物とはいえ、自分にとって大切な人を育てた地域ですので、思い入れが出てしまったというか……。不思議なものです。

ちょっと話が変わりますが、本当はね、地方の話を書くときは、方言なんかを入れられたらなと思うんですがねぇ。書かずに標準語に近い言葉遣いをしているのには意味があって、うーんと、なんといえばいい?

あのね、元日本語教師として言いますが、私にとっては、標準語は東京方言であり、その他の地方の方言と同等なんです。つまりは、地方の方言というのも適当に模倣しても、わりと難しいというか、使い方を間違っちゃうと思うんですよ。親が関西人なので、東北人のくせに関西弁を使うということはやっておりますが、これは私以外にも日本で起きてることだと思うんですね。漫才の影響で、関西弁は人気があるよね。

だからそういうものとして割り切ってるけど、それ以外の地方の方言は、関西弁のように全国的に有名じゃないですよね、適当に真似なんてできないよ。書けないから書かない、ただそれだけなんだけど、でも、方言によって書かれた作品というのは素敵ですよねぇ。

方言のあの微妙な音というのは表記に落とすのも難しいからなぁ。

関西弁の親に育てられ、東北弁に囲まれていた自分は、本気で話せる方言って実はもってないんですね。
ただ、あえていうならやはり東北弁。普段は使わないけれど、微妙な音の違いを区別できます。

いくら日本人だったとしても、子供の頃から耳で聴いていなければ出せない微妙な音の違い。
それが、私はこの地方の人間です、というパスポートのようなものになる。

この前、仙台で自分でも無意識のうちにタクシーの運転手さんに東北弁を完璧に使った時、使った自分に自分自身で驚きながら思ったことがある。

方言というのは、その地方に帰属するために非常に大切なものなのだなぁと。
もともと言葉に対して非常に敏感な人間でして、なんだか非常に感じ入ってしまったのです。

外国語を勉強して外国人と交流するときの難しさも身に染みているしね。
外国人には頑張っても頑張ってもなかなか発音できない音というのがいっぱいありますから。

そういう経験をしたからでしょうねぇ。私のような人間から見ると日本語というのは、ただ、標準語だけが日本語ではないわけです。様々な方言もあって、それが、宝箱の中に輝く宝石たちのように見える。

それぞれの音が消えないでほしいなぁと。言葉というのは結局、まず、音があるものですから。
文字というのは後からついてきたわけで、でも、文字は音を完璧には再現できない。

特に、方言の音は。

子供の頃はとにかく東京に憧れて、自分が地方出身であるということをマイナスに捉えることが多かったですが、最近はその反動で、日本は東京もあって、それぞれの地方もあって、それぞれがちょっとずつ違う色で持ってある方がいい!その方がいい!

ほっといても京都や大阪は大昔から元気だから、だから、それ以外の地方もがんばれ!

そんな気持ちが非常に強くて、そんな地方に対する愛が今回の短編には詰まっちゃったかなぁ。

それなら、福岡もいいけど、まずは自分の地元でしょう?って話なんですが、ふふふ。
仙台ではないんですね。私。近くですけど……。

また、どうでもいい話をしてしまいました。
人生の大半をどうでもいいことを考えながら生きております。
本日はこの辺で。

それでは、素敵な週末をお過ごしください。

汪海妹

↓どうでもいい追記
間違ってコーヒーにヨーグルトを入れてしまいました。
飲めるかな?と思って頑張ってみましたが、うーん。

事実を正しく伝えるなら、飲めます。我慢すれば飲める。
しかし、なぜ、我慢する?何のために?
……
一応しばらくきちんと考えた上で、捨てました。さっさと捨てろよという話ですが。

新しいコーヒーを淹れて、これを書いております。
それでは今度こそ、素敵な週末を。

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