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汪海妹

ワンハイメイ

2019年の夏頃より小説を書いています。

一番最初は主人公たちが高校生から大学生になる頃を扱っていて、その次と次の次はそのまま彼らが親になって大人になってゆく世界を書きました。その後、そのまま作品の中に出てきた脇役を今度は主役にし、以前の主役達を脇役にするという形で、どんどん作品数も増えました。

自分の作品の中で一番読まれている作品は、木漏れ日①というもので、これはリーマンを卒業して起業する…

_( _ ´⚰︎` )_コーンバーンワー

今週、既刊お読みくださった方、しおりくださった方々、ありがとうございました。
<(_ _)>

今後の掲載予定です。

7月 木漏れ日③ 掲載済
   松尾君は絶対勘違いをしています
    3章 本編 執筆中 5.7万
   きみどり②
    7章 執筆中 0.1万
8月 未定

木漏れ日③は以前、2022+2023短編に入れて掲載した作品を再度一つの本にまとめて投稿しなおしたものでございます。この先に、崇君と春菜ちゃんが福岡に2人で戻るエピソードを追加できたらなと思いつつ置いてあるもの。

そして、トシくんとメイちゃんの勘違いの方ですが、区切りのいいところまで書いたところで、ピタッと場面が浮かばなくなってしまいました。ああでもない、こうでもないとその先を考えながら忙しい日々を追ってました。

来週でとうとう10年以上働いた会社を去ります。公式発表を上がしませんので、噂レベルで徐々に社内に広がってました。そして、業務上必要がある社外の関連にも連絡を入れております。関連会社にもね。

みんな

ビっっくりしました!

というコメントが返ってくる。コメントが返ってくるたびににやりとしておりました。
サプライズ成功。しかし、約2割がヒジョーにあっさりと。

「わかりました!お元気で!」

と返してくる。ちょっとつまらない。しかし、まぁ、しょうがない。

嬉しい想定外だったのが、関連会社の人、香港人なんですが、

なんか不満があんの?

すごい勢いで聞いてきて、それからですね、要約すれば、うちの会社は保守的に過ぎるし、男女の公平さがないって本音トークを。女性の方なんですが。事細かに話したわけではないけれど、この方、結構優秀な方で……。見えない天井を感じたり、色々な不満がこの人もあったのだろうなとちょっとしみじみ思う。

この方、結構優秀な方で、仕事も速い。判断も合理的で無駄がない。
年上の人で、日本語ペラペラ。いわば、会社の先輩です。
私が入った時は、輸出入貿易や税務関係はさっぱりわからない人。中国語もまだまだですね。必死で頑張った。会計の専門でもなくやったこともないのにちゃんとできてるって直接いってくれて、認めてくれた人です。

私たちの場合、上の方が会計に疎くて判断も遅い。先に直接2人で相談してから上を通す方が速い。昔の上司の方は、下を信頼されてましたから任せてくれましたが、現在は2人ともわかりもしないくせに口を出してくる。何度説明しても覚えられない人が上なわけで。

昔上だった方達は他の方と比べて

頭悪いな。要領悪いな……

素朴に思ってた。しかしだな。サラリーマン社会あるある、上をすっ飛ばすと嫌われる。私はその点でダメな人間なんですよ。結果、下と外には会社を去るのを惜しまれて温かい言葉をかけてもらいましたが、上からは顔は笑ってるけど、裏でどう思われてることやら。

仕事はできるから惜しい人材だけど、人間としては嫌われてたと思います。
だけどな、一つ言わせてくれ。仕事に個人的感情挟むなよ。
こっちだってどんだけ我慢してると思ってる?

香港の先輩に転職するあたりの事情について聞かれる。

もうこの歳だし、仕事なんて見つからないと思ってて

言葉もできるし、経験あるし、そんなことないよ!頑張ってね!

尊敬する先輩に応援してもらいました。しみじみほのぼのと嬉しかった。
一生懸命仕事してきたから、私は仕事美人なんですよ。色々な人にモテてました。

そして、新人歓迎会。なんというか、もうすでに何度も見た光景ですが、改めて思う。
なぜ、日本人男性というのは、こう、若い女が好きなのかね?

恋愛の場であれば良いのです。しかし、オフィスは仕事をする場でしょ。
年配の女性スタッフに対する態度や扱いと若い女性スタッフに対する態度や扱いにこんだけ半端ない格差を表すのは世界広しといえども日本だけだ。

おめえら、馬鹿か?

と思いました。我慢して酒飲んでましたが。

別に仄めかすとか、うっかりちゃっかり出ちゃった!そのくらいは許すさ。
しかしだな、中国人、日本人関係なく、その課の仕事を中心になって支えている人やこれから支えていかない女性スタッフに対しての敬意が不足しすぎなんだよ。気遣いとかね。

仕事一緒にしてんだから、顔の皺の数とか白髪が出てるかとかそういうとこじゃねえだろ。
経験がないから大変だって人を気遣うと同時に、より負担も大きいスタッフも気遣わなきゃいけねえだろう。

どんだけ、お前ら、頭の中にお花畑咲いてるんだよ?

仲良しこよしで利益は出ねんだよ。若くて可愛くていると毎日ウキウキしてしまうような子を雇いたい気持ちもわからんでもないが、エクセルの使い方わからん人を雇ってどうする?
そのせいで、私が抜けた後に苦労するベテランのローカルスタッフにどれだけ気を遣った?

花の一つでも贈っとけ!(←冗談。セクハラです)
自分の扱いやすい人を下に入れたがる。無能な人間の特徴だな。

と、思いながら、人の話を途中までしか聞かない中年男性達に、参加者全員が話しては途中で話をぶった斬られる、ぶった斬られ飲み会に参加しておりました。

おーんなーごこーろのー、みれんーでーしょう
あーなーたー こいしーい きーたーのーやーど ばーい みやこはるみ❤︎

帰りのタクシーで北の宿からの歌詞を思い浮かべる。
ちなみに行っておくと、ワタクシ、カラオケに参加して人が歌っているのを聴いているとその歌を覚えてしまうのです。自分がこの世代な訳ではござんせん。

端的にいうと、未練があるなと。

ただ、うちの会社の残る人たちから見たら、めっちゃ冷たく映ってるんだろうな。こんなほのかな未練は見えてないだろうな。
やめたくないの?と言われたら、そういうことじゃないのだよな。

淡々となれない。淡々となりきれない。
過去、期待して頑張ってた自分と新人さんが重なって、大切にされてた頃の記憶が波のように戻ったのかな。
ここまで会社を見損なってなかった頃の自分が蘇りました。

見損なったって、組織に使う言葉じゃないのかもしれないけど、なんだかそんな感情的な言葉が似合うのですよね。もっと冷静に客観的になろうと思って、皮を脱ぐように脱いだ昔の若くて未熟な自分が蘇った気分です。

感情なんて仕事にはあまり必要ないような気もしますが、ただ、それにも社風があって会社ごとに違う。割とうちの会社は絆とか繋がりとかを求める会社なのです。

でも、自分はそれが、例えば日本人だけとか、駐在員だけとか、そういう一部の仲良しこよしになっていて、中国人の子とかが粗雑に扱われていたら、許せないんですよ。

そこが曲げられませんねぇ。

この仲良しこよし、外から見てると、ヒジョーに寒いです。
というか?カラカラ?むしろ、砂漠?

そして、我慢して酒飲みながら、非常に偏った気遣いを目の当たりにして反吐が出ると思ってる。

なんかやってるーって冷静に眺められない自分のこのイライラとした状態を見て、

あ、未練だなと。まだ、残ってたんだ。私にこんな感情。

私が抜けた後のことがまだ心配で、そのせいで安眠できないんですが、それもまた、未練?
こういうのって、後で多分自分にダメージを与えそう。ため息しか出ませんねぇ。

会社のことを思って仕事を頑張っても、それが自分に返ってくるわけでもない。空回り。
だから、手をぬけ。自分。褒められないのに頑張ったって、意味ないぞ。

人間関係とか仕事はシーソーのようなものなので、自分が頑張ってるくらい相手も頑張って欲しいとか、あるいは認めて欲しいとか思ってて、そのバランスが崩れると、片方がダメージを受けてうまくいかなくなるんですよ。

北の宿からのあの情愛感じる未練は嫌いではないですが、来週はもっとクールにいきましょっか。

延長したことに対してありがとうもいえず、若い子に偏った気の使い方をし、私に対しても他のベテランスタッフに対してもありがとうがない。
人の話を最後まで聞かず、最後の最後まで無茶振りし続ける。
いなくなる人間に仕事振るなよ。ばかか?

なんかこのままだと私、呪術廻戦に出てくる呪いにでも変化しそうだぜ。

クールに行こう。クールに。

情けは人のためならず、それがどうしたうさぎさん。
わしゃもう知らん。後は野となれ山となれ。

私は戦場からさるぞ!アディオース!

パパパパパ

想像の中では、ランボーのラストシーン、確かヘリコプターに乗って去るシーンとかなかったっけ?
あれをイメージしてるぜ。

怒っても泣いても喚いてもあと4日だ。

それではみなさま、来週はおそらくこれまでにも見ないほどのハイテンションで登場するかと。
汪海妹






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