井上孝夫の『世界中の言語を楽しく学ぶ』を読んでいたけどなかなか面白い本だね。アイヌ語やエスペラントも学んでるあたり、他人のように思えないとこもある。
「国際共通語にするならエスペラントだと思う」みたいなこと書いてあったけど、う〜ん、それは難しいんじゃないかなぁ。「語彙がロマンス語に偏ってると言われるが私に言わせれば難癖だ。あらゆる言語から均一に取ったら人工的な無機物のようになる」みたいなことが書いてあったけど、そこで現実に妥協するぐらいなら、もっと妥協して最初から話者の多い英語とかやったほうがいいと思うね。文法が規則的だろうが高い理想で作られた人工言語であろうが、使用者が少ないというシンプルな現実には勝てない。意識の高い人はともかく、ありきたりの人が使うのでないなら使い勝手は悪いしね。まあ、私はエスペラントを使ってるが。
「英語で話しかけられたら『エスペラントを使ってくれ』と言う」と語ってた人がいたけど、それなら私はエスペラントで話しかけられたら「トキポナを使ってくれ」とか言ってみようかな。
それにしてもこの本はバスソルトを入れたおふろにつかりながら読んでたんだけど、なんかトムヤンクンみたいなにおいのするバスソルトだな。フクロタケになった気分がする。