花の匂い【完】

作者しんのすけ

「優しさ」のあなたと「寂しさ」の私が出会う時、そこには一体何が生まれるんだろう。



人は私達をこう呼ぶ




大人と子ども



成人と未成年



フリーターと女子高生





“ 加害者 と 被害者 ”





私がもう少し大人だったら



何か違う呼び方をされていたんだろうか




これはおとぎ話でもなんでもない




— たった三ヶ月 —



たったそれだけでも、



あなたは私の全てでした。












しあわせの匂い(続編) ▷ P847〜P912