冷たくも綺麗な黒目を持つ人々

作者あみ

工藤武、工藤翔、工藤隼人―――そうして、今は亡き人々

そんな彼らの、ちょっとした物語を映し出す――












『隣にあるもの』  →工藤翔  ×田辺理来
『寡黙な男の愛し方』→工藤武  ×花奏
『君を想うて』   →工藤隼人 ×大橋美玖

これらの物語に登場した工藤一家のその後を追…


長男 工藤隼人・・・・恥ずかしがり屋で、少しおっちょこちょい。美玖の事が大好きで、彼女のために生きていると言っても過言じゃない。気弱ではあるが彼女のことになると強気になって守ろうとする。

地元の漁師であり、仲間たちからはからかいの的になることも多いが、本人はノーダメージ。性格が悪いから嫁が来ないと心の内で毒づいている。



次男 工藤 たける・・・・寡黙な職人気質。余計なことはあまり口にしないが故に誤解を招くこともあるが根は優しい。

妻の花奏とは仲良しだけど、仕事場が同じでよく喧嘩っぽくなる。

けど大抵は時間が経つと何もなかったように仲直りするほどお互いに根に持たない。



三男 工藤 かける・・・・他の兄弟と違い、社交的な一面があるが、極度のヤキモチ焼き。彼女の理来が、どこかの男に取られる

ことを心配している。自分の中の正義を貫いてしまうため職場での人間関係が上手くいかず、トラブルがなさそうな職場でフリーターをしている。自分を受け入れてくれた街への恩義があり、地域活動へは頻繁に顔を出す。






冷たくクールに見えがちな『工藤』の性が付く男達

それは、愛する人の前では、黒目が大きく慈しむように愛らし物へと変わる


そんな彼らの日常を垣間見る物語








こちらは、「隣にあるもの」シリーズに登場する『工藤家』の男たちを主人公にした短編集です

思いついた時に、更新していきたいと思います

多分、更新不定期になると思いますので、どうか温かい目で見守り下さい

宜しくお願いします