伯母が経営するカフェの店番を任された香葉は あやかしに誘惑されそうな所を鬼に救われた。
その鬼は復讐の為に、自分を殺めた親友の魂を400年も探していた。
それを止めたいと思った香葉は、真相を突き止めようとするうちに、多くの人外の者と出逢っていって…




波の音が聞こえる


窓を開ければ潮風が入ってくる


目の前に広がるのは


幼い頃に


不思議な体験をした海




そんな海辺の小さなカフェに


ある闇夜


現れたのは金眼の鬼




『海で死んだ者は


あやかしとなって


海へ仲間を引き込むという』


 

 


その言い伝えと


金眼の鬼と


幼い頃の思い出



交ざり合う事で導き出される結末は…