森深い辺境の地にある村では、五年に一度、流星群の日に星を空に帰す【星神祭】という儀式が行われていた。その村に住む少女セイラは、星を空に帰す役割を担う【送り人】の一族の末裔。15歳を迎える彼女は、今年はじめて【送り人】の担い手になる。
星空に寄り添う静謐な異世界ファンタジー。





どんな願いも必ず、手離さなければならない。

そして、また新しい願いを紡ぐんだ。