下働きとして雇われた千代は、屋敷の奥に閉じ込められた青年、朝霧の世話を任される。

日の当たらない半地下の座敷牢。
お互いを気遣い合う穏やかな日々。
それはずっと続くと思っていた。
なのに……。
雪の舞う日に、全てが崩壊する。


※2015年8月に発行した同人誌に収録した短編を修正したものです。…