紫苑ーツイソウー

作者佐倉

 小さな教会の神父
加納 隼一(かのう じゅんいち)は、かつて華族だった。
 ある日
元執事の小暮 智哉(こぐれ ともや)と
九条 ゆかり(くじょう ゆかり)が訪れる。
小暮との再会を懐かしく思い
紫苑の花束を抱えたゆかりの姿に、今は亡き妻の姿を重ねた。
そして…
鮮明に蘇る記憶(かこ)の過ち
二…

紫苑の花束

消せぬ記憶(かこ)の過ち


ー未来(あす)を生きてくださいー


紡がれた言葉に託された想い

時間(とき)の歯車がゆっくりと動き出す