雪降る夜はあなたに会いたい【完】

作者

女を虫けらのように扱う、最低なひとだった。

絶対に関わってはいけない、傷付くことは分かっている。

それなのに、気付けば、未来のない恋に堕ちていた――。







身勝手で、強引で、尊大で。

出会いは最悪だった。


なのに。

どんなに抗っても、心と身体は、いつしかあの人の物になって。


あっという間に堕ちていた。



いつまで続くとも分からないこの関係に、覚悟はできている。


いつか終わりが来ると言い聞かせているのに、そんな自分を嘲笑うかのように想いばかりが募って行く――。



戸川雪野とがわゆきの(地味で真面目な女子大生)

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榊創介さかきそうすけ(丸菱グループ御曹司)


身分差の恋。







※登場する団体名、組織名等は、すべて架空のものです。

※表紙は、かんたん表紙メーカーを使用しております。