氷の騎士がベッドの上では可愛いことを私だけが知っている

作者nori.

両親が投獄されたことにより『高級娼館』で働くことになった元・伯爵令嬢エリシア。
初めての客は「氷の騎士」と呼ばれるアレクシスで、エリシアは「ついに純潔を散らすのか」と覚悟を決める。
だがアレクシスはエリシアを抱くどころか「何故こんな仕事をしている?」と尋ねてきて――
圧倒的母性の巨乳ヒロインと、ベ…

▶ストーリー概要および物語の設定

 

 エリシアは幸せな家庭で育った普通の伯爵令嬢だった。だがある日、騙された両親が投獄されてしまう。

 幼い弟と路頭に迷っていたところ、ある女性から「うちで働くなら置いてやってもいい」と言われ、お願いすることに。

 しかし女性の店は『高級娼館』だった。


 そこで「氷の騎士」アレクシスに客として出会う。彼もまた厳しい実父との関係が悪く、本心では寂しい思いをしていた。

 エリシアは寡黙で真面目な彼に、アレクシスは母性溢れる彼女に惹かれ、二人は肉体関係だけではなく、精神的に距離を縮めていく。


 やがてアレクシスはエリシアにプロポーズするが、彼の父親から身分の違いを指摘され、エリシアは自ら身を引くことに。

 しかしそこで彼の父親と、自分の両親を騙した男との繋がりを発見し、エリシアは単身その男の元に潜入する。


 危険な目に遭いつつも、娼館の仲間たちやアレクシスの助けを得て無事に脱出。両親が無実である証拠を手に入れ、かつアレクシスは父親との誤解や軋轢を解消する。

 エリシアは伯爵令嬢に戻り、改めてアレクシスの求婚を受けるのだった。