誰かを虐めることが大好きなお嬢様と、そんなお嬢様を狂おしいほど愛している下僕の話。
「おい下僕、私とはなんだ?」
「神様」
「私の命令は?」
「絶対」
「私に逆らう者は?」
「死、あるのみ」
*
「お嬢様、私めはなんでしょう?」
「ゴミ」
「私の使命は?」
「絶対服従」
「私の本望は?」
「私のために死ぬこと」