いつか、星月夜の最果て。

作者真崎いみ

美術高校の受験に失敗したショックから絵が描けなくなった、柚木いつか。
進学した先の美術部で自分に対しての心無い言葉を聞き、さらに父親には宝物にしていたお気に入りの画集を捨てられかける。
画集を抱えていつかは生まれ育った町を飛び出し、持っていた限りの現金で買った切符を使い、夜行バスで海辺の町に辿り着…