100パーセントの片思いでも、
その人が存在していて、
幸せそうな笑顔を見せてくれたり、
優しい声が聞こえてきたり、
その人のオーラで、他の人が引きつけられたり、
近くに寄るとその人の独特の香りに、
胸が押し付けられ少し息が苦しくなる。
私の気持ちは、伝わらなくてもいい。
ただその人に、
関われる空間に存在していられるだけで…
それで充分幸せと感じる。
だから私を、あなたのいる空間から追い出さないで、
お願いだからこの気持ち、
ずっと気づかないで―――。
虹色片思い―――この話は全てフィクションであり、
実在の人物、団体とは一切関係ありません。